乳歯は、一定期間使うと永久歯に生え替わり、短い期間に子供の成長において多くの大切な役割を果たしています。
乳歯には大きく分けて以下の3つの役割があります。
よく噛むことは、子供の成長・発達に必要な栄養が効率よく吸収され、脳の発達にも役立つと言われています。
たくさんの言葉を学習する幼児期は、歯が健康であることで正しくきれいな発音ができるようになります。
乳歯から永久歯に生え変わる時期には、乳歯の根は吸収されて次に生えてくる永久歯を誘導します。そのため、乳歯が早期に虫歯で脱落していると不正咬合の原因になる場合があります。
毎日の虫歯予防をこころがけ、もし、虫歯になってしまったら早めに当院までご相談ください。
お子さんの虫歯をそのままにしておくと、味覚や顎の成長に影響を及ぼすことがあります。 小児歯科ではお子さんのむし歯治療をはじめ、むし歯予防、歯並びの治療などを行います。
また、治療だけでなく、保護者の方と共にお子さまのお口の健康を守るため、ご家庭でのブラッシング方法をはじめ、さまざまな健康管理のお手伝いをさせていただきます。
治療につきましてはまずは歯科治療に恐怖心や不安感を感じるお子さんの気持ちを理解し、その恐怖心を取り除きリラックスして治療がうけられるように配慮することからスタートします。
また、小さなお子さんは、恐怖心や不安感だけでなく、治療に対して不信感をも強く持ってしまうことがあります。治療内容を約束してしまい、結果として嘘をつくようなことになると、歯医者に対して不信感を持つようになり、その結果大人になっても歯医者に対してそのイメージを持ったままになってしまいます。
そのため、お子さんが治療を受け入れるまで「待つ」ことも心がけております。